一般的に使われるインバーター 出力は パルス幅変調(PWM)によって擬似的に正弦波を作っている。出力200Vと称していても尖頭電圧は280V程度と思われる。基底電圧を低くしても実効値を低くしているだけで尖頭値は高いことに留意しなければならない。 【インバーターの利用】
工作機械など、モーターの速度を自由・無段階に操作できることは以前は夢であった。
しかし、インバーターの出現でそれは夢でなくなった。我々が実用にできる価格になり、オークションで格安の中古インバーターを手に入れることもできる。しかし、電源は3相 200V仕様が圧倒的に多く、単相 100Vの製品は少ない。
単相 200V入力の製品もあるが、あまり助けにはならない。
また出力は全ての製品において3相 200Vに限定されている。◎ 単相 仕様のモーターをインバーターで駆動する方法
◎ 単相 100V仕様のモーターをインバーターで駆動する方法
◎ 家庭の単相 100V電源でインバーターを使う方法
について実験を行い、一部実用にしている。
参考にして応用されるのはご自由であるが、規格外の使い方をするのであるから、しっかりと理解して、各自の責任で応用して頂きたい。
本ページの内容を確実に理解できない場合には実験することはお薦めしない。
3相交流の一部は単相であることが判らない場合にはおすすめできない。
200V以上の電圧を扱うことになるので、感電のしかたによってはかなりの危険がある。
感電について確実な理解ができない場合には実験することもおすすめできない。
100V電源をスライダック(単巻トランス)で12Vに下げて模型などに使うと感電の危険があることを説明できないのであれば、手を出さないでほしい。
多くの場合、負荷は誘導性であるから、パルスとの過渡的反応の影響も想定しなければならない。
また交流の公称値は二乗平均値であって尖頭値は√2倍であることも忘れてはいけない。
コンデンサーモーターをインバーターで駆動する
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コンデンサー起動、遠心スイッチを持つ単相モーターをインバーターで駆動する
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分相起動 単相モーターをインバーターで駆動する
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反発起動式単相モーターをインバーターで駆動する
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隈取りコイル式モーターをインバーターで駆動する
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100Vモーターに適合させる |
3相 200V入力規格のインバータを100V電源で使う 画像3 画像3は同様100V電源で3相 200Vのインバーターを動作させている。逆耐圧600V1AのブリッジダイオードのAC入力側をショートしてダイオードを並列に使っている。ダイオードのバランスについては無視。この例では680μF耐圧200Vの電解コンデンサーを使用している。このインバーターの最大出力200Wの負荷にも十分に動作した。 |
いずれの場合もインバーターの規格外の使用になるので、実験を充分に行って充分に安定性を確認してから実用にすること。 時間が経過してから問題が出ることも考えられるので、無人状態での使用は考えないこと。
発熱は手で触れて判るが、絶縁破壊は予兆なく起きるので注意を要する。
400x300 Pixcel als Norm.