あるホールのオルガンパイプ修理 7
画像を使った記録と問題の検証

Disパイプの補修3

 

 歌口から内部の補強を覗き見たところ。

他のパイプと同様、歌口の左右にある髭と足もつなぎ補強を施した。

 

パイプの背面には外側から補強を施した。
音名の刻印が見えなくなるので、銅版に刻印している。

 この大きさの銅版をこの大きさのパイプに半田付けするには、400Wの半田ごてでもやっと可能であった。

 

頭部にはオルガンの屋根から吊るための準備をしている。

 

継ぎ足した部分の半田付け痕。

接近して見ればそれと判るが、地上からは判らない。

新たに削った金属表面と塗装部分との色の違いのほうが気になる。

 

最後に現地で整音と調律をするために調律スリットを準備した。





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Angefangen 17.Feb.2004