今日も整音・調律 の作業ばかりでした。 昨日口で吹いて準備をしておいたG.O.の3つの音栓 以前はFournitureなどのMixtur類(複数列の高音パイプからなり、オルガン独特の音のきらめきを作る)も、他の音栓と同様、風箱の上で整音していました。 その後、口で吹いていろいろな風圧でパイプの鳴り方を安定させることが大切であることに気付き、この方法に中心を置くようになりました。 他のパイプからの影響で音がひずむことがないようにすることができます。 |
昨年、仙台白百合学園での作業中にも上の表をUpしました。 当時は現場にスキャナがありませんでしたのであまり明瞭な画像ではありませんでした。 今回はスキャナで撮ったFournitureの構成表です。 X軸は鍵盤位置 Y軸は音高 斜めの線は フィート率毎の鍵盤位置に対する実音高を結んだ線です。 手書きの太い黒線があるところにFournitureのパイプがあります。 幅の広い高音域の帯を形成しています。 |