2,3,4日にはMixtur族の構成図を見ていただきました。 一部の方々からは『理解に役だった』というMailをいただきました。 オルガンにある程度なじんでおられる方々にはお役に立てたかとおもいます。 しかし、他の楽器にはみられない音構成の音栓ですので理解しにくいと思われた方も多かったかと思います。 Mixtur族は複数のパイプ列からなっています。 複数のパイプが一度に鳴ったのでは、とてもそれぞれのパイプを聞き分けて作業をすることはできません。 一列ずつ作業ができるように、他のパイプの歌口には紙を挟んで発音を押さえます。 一列出来上がるとまた別のパイプ列の整音作業になります。 |
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一番手前の3列のパイプがCymbaleです。 他のパイプ列と異なったパイプの流れをしている様子がよく判ります。 画像向こう端が低音です、手前ほどパイプが短くなっています。 一方Cymbaleは向こうの端から手前までパイプの長さはさほど変化していません。 画像は一列整音が終わり調律を行った後、構成図を見ながら紙の差し替えを行っているところです。 Cymbaleは繰り返しが多いのでよく注意をしていないと誤った列を開放してしまうことになります。 |