整音作業も終了し、今日はTremulant(トレモロ)の調整に入りました。 画像はPositivのトレモロです。 今回新たに作った吹子からウィンドラーデへ向かう送風管の中に入っています。 演奏に伴ってトレモロの深さや周期が変化する、時にはトレモロが止まる、など非常に有機的な反応をしてくれるトレモロです。 うまくゆけば知る限り最良の方式です。 欠点は調整が非常に難しいことです。 今回は幸運にも簡単に良い点が見つかりました。 調整を楽にするために透明な窓を設けています。 Dom Bedosの時代には内部の動きを見ることなく調整をしたのでしょう。 左の白いものはこのトレモロをON OffするためのPneumatik吹子です。 奥に見えているのは譜面台照明のためのトランスです。 |
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整音作業終了と言いましたが、整音作業に終わりはないというのが実感です。 どこでケリとするか、それが決心のしどころです。 時間が足りなくなるのも才能の限界のうち とも言えるでしょう。 |