4x5 接写専用カメラ 大した工作はしていないので、作ったというほどの物ではない。Linhof Kardan Standard と旧型のToyo Viewジャンク2台を組合わせた。 カメラ本体のLinhofで撮影倍率を決めて固定、その後本体をToyo Viewのレール上で移動してピント合わせをする。 35mmカメラの接写装置と同じことをしているだけである。 Okt.09 |
|
|
Fujinon-EP f5.6 75mmという引伸ばしレンズを逆付けするリンホフレンズボードを作り接写をする準備ができた。 本来引伸し機にこのレンズを取付けるためのネジに合わせて黄銅板を削り出し、そこにLED18個を並べた。 放熱板を付けていないので電圧を上げて明るくすることはできない。試したところ短時間であれば耐えるようであった。 Aug.09 |
|
作業用ルーペ 工作機械を使う時にしばしばルーペ(拡大鏡)を必要とする。 両手を使いたいので自在に位置を決められるルーペ固定装置を作った。 ボールジョイント4箇所とアームを作り、マグネットスタンドで機械鉄部に固定できる。 Fuji FP-UL 2眼証明写真用カメラの中古は安価に手に入るので、レンズを外してルーペとして、工房のそこここに置いてある。 Aug.09 |
−連動距離計付き− 息子がスウェーデンから送ってきたMamiya-Sekor
f:4.5 18cm レンズ、ヘリコイド付きのHasselBladのレンズマウントに改造してある。何に使おうかと考えて、初めての距離計連動カメラに挑戦した。 フィルムバックはMamiyaの6X9をあてがった。 下の画像は距離計の内部、ベースは10mm厚ベークライト。 左が半透過鏡、Fuji証明写真機のファインダーから取っている。半透過鏡の基台はアルミ、3本のねじで傾斜を合わせる。各ねじの下にはコイルスプリングを入れて遊びを殺している。 こちらは調整後は固定 右は反射鏡、同様Fuji証明写真機のファインダーから取っている。 黄銅削りだしの基台、スリットを切ってエポキシ接着。 回転軸は下からコイルスプリングで引いている。 腕は2φ黄銅棒に補強を加えている。 レンズの動きを伝えるカムも黄銅、これの調整はかなりの忍耐を要する作業であった。 しかし、綺麗に2重像が合致すると気分が良いものである。 本体は シナ共芯合板、羊革貼り。 画像をクリックすると→ 詳細画像 |
|
|
超広角4x5カメラ 製作 スーパーアンギュロンSuperAngulon 47mmというレンズ、イメージサークル(結像範囲)が狭く大型カメラに取付けてもあおりを効かせることができない。 本体にはFujiフィルムのFP-452という証明写真用2眼カメラを改造。フラッシュは温存。焦点距離47mmに合わせて本体を削り、電池室を兼ねたグリップは移動。 レンズボードは合板で作り、中央を木工旋盤で削りだして沈みボードのような形を作る。フランジバックは合板の裏を少しずつ削って合わせる。 レンズにはKowaの一眼レフ(レンズ交換はできないカメラだった)から外してあったProminar 1:2 f=50mmレンズのヘリコイドを使った。かなりきわどい旋盤加工でなんとかSuperAngulonを取付けることができた。これで無限遠から0.6mまで合焦する。 フラッシュに電池を必要とするのでシャッターも電気式にした。FP-452のシャッターチャージモーターを使うアイデアは手製カメラの大御所610氏の示唆による。感謝。 フラッシュは47mmのレンズの撮影範囲を到底カバーしないが、付属のフラッシュを発光させ、これをトリガーにしてスレーブ機能をもったフラッシュ(Fuji FP-UL証明写真カメラのフラッシュを改造)を複数発光させることで解決する。 ファインダーはジャンク箱にあった強烈な凹レンズを使った逆ニュートンである、撮影の中心とおおよその撮影範囲が判る程度である。 引きのないオルガン内部での撮影を主に考えている。三脚を立てられることの方がまれであるから、手持ち撮影ができなければならない、キセノン管フラッシュを使えるようにしたのはそのためである。 画像をクリックすると精細画像に飛びます。 試写 右下の光線漏れはすでに直しました。 31.Dez.08 |
400x300 Pixcel als Norm.